トップページ
☆☆ 売買の判断のためのお薦め分析手法について ☆☆

○ 売買手法の解説

着付けの"桜"

【チャートの概要説明】

下の図の2つは、売買のタイミングを判断するための分析要領を説明するためのチャート図です。

図1は、移動平均線を週足で、平成4年以降の結果を示したものです。

図2のグラフは、上から順に T週足の移動平均線 U週足のMACD V日足の移動平均線 W日足のMACD の4つです。(MACDは、移動平均収束発散法と呼ばれるものです。)

【チャートの特性】

移動平均線とMACDの細部説明は省略しますが、MACDの特性としてチャートのクロスサインが移動平均線に比較し早く出現する特性があります。またMACDの特性として、MACDの数値がプラスに大きければ大きいほど、買いの勢いが大だということです。逆は売りの勢いが大きいということになります。これを2つの特性を有効に活用して、売買のタイミングを判断しようとするものです。

【分析の細部要領】 

 以下は、上げている相場で新規に買いを入れ、上げた後、売りの手仕舞いを入れる場合を説明しています。以下の手順で進めて下さい。


第1段階

下の図で、移動平均線か短期(青)、中期(赤)、長期(黄)の3本が表示されています。

新規の取り組みは、この長期移動平均線の方向だけ、上昇の場合は新規買いだけを注文します。けっして下げの新規注文は行いません。これが、大前提となります。

図1の赤丸の@からLまでの期間が、取組の対象となります。
(図1)

(図2)

*****以降は、図2を参考に分析要領を説明します。*******

第2段階

図2のグラフは、図1のチャートのHの部分です。
上から順に T週足の移動平均線 U週足のMACD V日足の移動平均線 W日足のMACD の4つです。(MACDは、
移動平均収束発散法と呼ばれるものです。)

 週足:MACDのグラフで金の値段が上がる期間と概略判断して下さい。図の中での期間です。(赤線の範囲内です。)

第3段階

 日足の移動平均線とMACDに下の図のように、グラフの山と山を結ぶ線を引きます。

 商品の値段は上昇する時は、一本調子で上昇することはありません。必ず途中に数度の下げを伴いながら上昇していきます。これにより発生した山と山を線で結ぶのです。

 (ここからは、作業ではありません。結んだ線の意味を理解して下さい。特に重要です。)

・線CDと線DEは、両方とも上昇の傾向を示しています。これは、Dの後に一端下げても未だ上昇の勢いがあると判断できますので、そのまま継続です。(買っている場合、売りの手じまいは致しません。)

・線@Bと線ACは、移動平均線は下降していますがMACDは上昇しているというように逆になっています。これは、逆になっているというより、先の特性で述べたとおり、MACDは移動平均線より早めに指標が現れるため、次は値段が上昇することを指標として表しています。言い換えれば、買いの勢いが増してきた証拠を表しています。

また線@Bがこの図とは別に上昇しており、線ACも上昇している場合も、次は値段が上昇することを指標として表しています。

*これらの現象を、ダイバージェンスと言います。

・線DEと線EFは上記の逆となります。判断の仕方は同じです。

第4段階

 実際に注文を出す、売買のタイミングの決定要領です。

・買いのタイミングは、日足:MACDのグラフで切り上げのクロスが発生した場合に、新規の買いを注文します。

・売りの手仕舞いのタイミングは、日足:MACDのグラフでダイバージェンスが発生した後か、日足:移動平均線でクロスの切り下げが発生した場合の、2つの内早く出現したサインに従い、売りの手仕舞いを注文します。

以上が、この提供資料の分析要領です。

inserted by FC2 system